7 月のアウトプットは 2 記事でした。
アウトプットしたいタイミングはたくさんあったのですが 7 月は[[Zettelkasten]]のことに夢中になっていました。
7 月の振返りです。
第 2 領域: 7 月のかけた時間は 80 時間
先月と比較して第 2 領域の時間が 2.5 倍に増えました!
そのほとんどの時間を[[Roam Research]]での情報整理フローを改善する時間につぎ込んでいました。
これだ!と思ったものに関してはすごく夢中になって時間が溶けていくのが早いです。最近はプログラミング系のことはあまり追及できていないので、プログラミングでも夢中になれることを探求していきたいところです…
ラン: 7 月のランは 13km
明日走る分を入れていないのでちょっと増える予定です。1 週間に 1 回のペースで走りました。
朝早く起きて運動公園に車で移動して 5km を目標に走るムーブをよくしますが、朝走れないときは夕方の日が沈んできたくらいに自宅から走るムーブもしてみました。曇りだったということもあり、涼しくて悪くなかったです。あと、そのまま自宅に帰ってすぐにシャワー浴びれるのもよいです。
どんな月だった?: [[Zettelkasten]]に夢中になった月
先月くらいから自分の情報整理フローを改善することに力を入れています。
きっかけは「[[Roam Research]]」を使いこなせている感がなかったことです。なんとなく作業ログを取って、なんとなくメモをまとめて、なんとなく必要なときに引っ張り出してという感じだったので、もっとメモを使いこなしたいと思いました。
そこから色々調べて考えていくと、「自分は頭に浮かんだ全てのことをメモしたい」という欲求に気づき、昔本で読んだ GTD を思い出し、やりたいことは GTD のそれだと思いました。
また、さらに考えていくと、「頭に浮かんだ全てのこと」は[[Roam Research]]に書いているし、そこからそのメモがタスク化されたり、アイデアになったりしていることに気づきました。ここで自分がメモでやりたいことが明確になりました。そこからは「アイデアやタスクを[[Roam Research]]でどう運用するか」という問いに答える記事を調べました。
[[Roam Research]]で GTD を実践している記事を見つけました。これは本当に素晴らしい情報源でした。何度も読み返して自分の[[Roam Research]]に取り入れました。
Roam ResearchでGTDをしたい方に参考になる記事。記事の最初でGTDで使うタグやページを一つのページに整理されていたのが印象的。Roamはタグやページを活用すれば簡単に独自システムを構築できるがごちゃごちゃしがちだったので一つのページにまとめる手法は勉強になったhttps://t.co/rcu4ufXhti
— snyt45 (@snyt45) July 7, 2022
自分でも実践してこれはいい!となったので記事にもしました。その日に Inbox を処理することができなくても、次の日の朝にやることもできますし、処理するタイミングでこれはそもそもタスク化が必要か、いまできるかなど考えることで解像度が高まります。また、[[Roam Research]]の利点として、デイリーノートに書いている流れですぐ Inbox に放り込めます(#Inbox
というタグを付けるだけで query が収集してくれます)。また、そのメモを取ったコンテキストへの繋がりもでできるので、どんな文脈で思い浮かんだめメモかを辿ることができます。
Roam ResearchでGTDを実践するという記事を書きました!Inboxという受信トレイがあると判断も先送りにできるし空にできると気持ちいい!あと、Inboxやプロジェクト、Context別のページを見ればタスクを思い出せるという安心感もよい#Roam部https://t.co/FuybifTn3x
— snyt45 (@snyt45) July 10, 2022
アイデアについては[[Zettelkasten]]を調べていくとこれだ!となったので[[Zettelkasten]]について書かれている「TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる」という本を[[Zettelkasten]]を実践しながら何度も読み返し理解を深めアウトプットしました。
[[Zettelkasten]]は従来のメモと何が違うのか、[[ニコラス・ルーマン]]はなぜ 30 年間で 58 冊の本と大量の記事を発表できたのか、[[Zettelkasten]]とはなんなのか、理解するということつまりなんなのか等を学ぶことができました。[[Zettelkasten]]のおかげでいつもの何倍以上も理解が深まりました。
TAKE NOTES!で学んだZettlekastenを使って文章を書くためのステップをRoam Research内でExcalidrawを使って図に起こしてみた!メモを取る手順が標準化されていて、ボトムアップアプローチのループで興味のまま進み、メモを繋げることの大事さがよくわかる。#Roam部 pic.twitter.com/k1ToSNnS6T
— snyt45 (@snyt45) July 25, 2022
[[Roam Research]]で[[Zettelkasten]]を実践する記事もそのうち書こうと思っています。
[[GTD]]と[[Zettelkasten]]のどちらも深めていくと共通点が見えてきました。タスクやアイデア管理することはあくまで手段であり、目的は「集中したいこと(思考、考え、アイデア、学び)に集中する」ということです。[[GTD]]では、Inbox という処理するための箱を設けて必要なときに思い出して必要なときに処理します。それまではタスクのことを忘れさせてくれます。[[Zettelkasten]]では、メモを標準化することで信頼できる枠組みを用意してアイデアを発展させることに集中できます。また、どちらの手法も[[Roam Research]]の中でお互いに邪魔しません。これは発見でした。
まとめ
情報整理フローを改善するというお題目にトライし、タスク管理とアイデア管理を分離せずに[[Roam Research]]内で完結することでまさに第 2 の脳を実感しました。[[Roam Research]]の使い方を覚える、[[GTD]]と[[Zettelkasten]]の枠組みを理解するための学習コストはかなり高いハードルでしたがいいトライになりました。