WSL2 に Linux ディストリビューションをインポートして使い捨ての開発環境を手に入れようという記事を書きました。
そのあと、LunarVim を入れて遊んでみよーと思ったところ、追加したユーザーではなぜか sudo コマンドが使えず色々と困ったので追加したユーザーで sudo コマンドを使えるようにしていきたいと思います。
インポートした Linux ディストリビューションに追加したユーザーで sudo コマンドを使えるようにする
先に結論から話すと、次のことを行いました。
- そもそも sudo コマンドが入っていなかったので、sudo コマンドをインストールした。
- sudo コマンドを追加したユーザーでも使えるようにした。
sudo コマンドをインストール
wsl2 を起動して追加した Linux ディストリビューションを立ち上げると、追加したユーザーでログインするようになっています。
which sudo
で sudo コマンドがないことを確認しました。
sudo コマンドをインストールするために、root ユーザーに切り替えます。
wsl2 の場合は、下記で root ユーザーに切り替えられました。
PowerShell で次のコマンドを打ちます。
wsl -d Ubuntu-20.04_dev -u root
sudo コマンドをインストールしていきます。
apt install sudo
which sudo
で sudo コマンドがインストールされていることを確認します。
追加したユーザーを sudo グループに追加
下記コマンドで、指定したユーザーを sudo グループに追加します。
usermod -G sudo [ユーザー名]
sudo グループに指定したユーザー名が追加されているか確認します。
cat /etc/group | grep sudo
sudo whoami
をして sudo グループに追加された場合は、パスワードが求められ入力してroot
と表示されれば OK です。
sudo whoami
これで追加したユーザーでも sudo コマンドが使えるようになりました!