Docker/Kubernetes 実践コンテナ開発入門@32日目

Docker/Kubernetes 実践コンテナ開発入門:書籍案内|技術評論社

6.7 オンプレミス環境での Kubernetes クラスタの構築

  • k8s は OSS のため、オンプレミス環境においてもクラスタを構築可
  • kubespray を使用してクラスタ構築

6.8 kubespray で Kubernetes クラスタを構築する

  • テキストに書いてあるサーバを用意するのが難しいのでここからはメモだけ。

6.8.1 クラスタとして構築するサーバの準備

  • master
    • node の管理、Serviece、Pod といったリソースの管理を行う司令塔
    • クラスタの可用性を確保するために 3 台配置することが推奨
    • オンプレミス環境では開発者が構築・メンテナンスを行う必要がある。
  • node
    • Pod のデプロイ先
  • ops
    • kubespray を実行するための作業用サーバ
    • k8s のクラスタには入らない
    • ops から Ansible を利用して kubespray を実行 → Master と Node を k8s クラスタとして構成

6.8.2 ops の SSH 公開鍵の登録

  • ops にて公開鍵(.pub)と秘密鍵を作成する。
  • 公開鍵はログインする master と node サーバに置く

6.8.3 IPv4 フォワーディングを有効にする

  • /etc/sysctl.conf の net.ipv4.ip_forward のコメントアウトを外す

  • 変更反映のため、サーバ再起動

  • ops

    • Ansible と netaddr をインストール
    • Ansible のセットアップ

6.8.4 クラスタの設定

  • inventory/mycluster/hosts.ini
    • クラスタを構成するサーバの設定
    • Master と Node を設定できる
  • inventory/mycluster/group_vars/k8s-cluster.yml
    • kubernetes のバージョンや、Dashboard のプリインストールの設定等を行うことができる

6.8.5 クラスタ構築の実行

  • ansible-playbook コマンドを実行すると、クラスタの構築が開始される
  • およそ 20 分~ 30 分で構築が完了する
  • 完了したら、kubectl コマンドを実行できるか確認する

今日の学び

  • 今日はテキストをなぞるだけであったがローカルでも k8s のクラスタ構築ができることを知れた。
  • ローカルでもできるとはいえ、メンテナンス等を考えるとクラウドのほうがよさそうなイメージではある。
Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。