趣味としてのコンピュータサイエンス(低レイヤ)

久しぶりに我ながらエモいツイートをしてしまったのですが、

・140 文字でなかなか言語化できなかった
・結構自分的に重要なこと

なので、改めて記事にして整理していきたいと思います。

29 歳になって改めて「型にはまった生き方」をしているなーと思った

ここでいう「型にはまった生き方」というのは、後述する「求められている事ばかりを重視していた」こととつながってくるのですが、エンジニアになっても会社に求められていることばかりをやっていて「自分が面白いとか楽しいー」と思った技術とちゃんと向き合えてませんでした。

自分がこうなりたいと思う人は大体「仕事を楽しんでる」または「勉強を勉強と思ってない」

エンジニアになってすごいなーと思う人の特徴としては

・楽しそうに技術について話す
・プライベートでも最新の技術や言語の習得などかなり努力している
・でも、苦しそうというよりはむしろ楽しそう

こんな人が多いです(数少ない観測範囲内の話ですが・・・)。

あと、よく YouTube で同世代ということもあって、ヒカルのチャンネルを見るのですが

彼が Youtube の話になると大体「仕事という感覚はなくて、趣味」ってよく言っていて

確かに仕事でも楽しいときは、「コード書いてお金もらっていいの?」って思う感覚と似ていると思いなんか腑に落ちたんです。そういうことかと。

私自身、物事を難しく考えすぎるところを自覚しているので、なんか楽になりました。

大体目標を設定するとき、求められている事ばかりを重視して本人が楽しめていなかった

求められていることって、要は需要があることです。

なので、お金になります。

Twitter でも未経験の駆け出しエンジニアの向けの情報でよく ◯◯ をやれば OK みたいな情報がありますが、

本当にそれで稼げるかもしれません。

でも、最近はそんな事より大事なことがあるんじゃないかと思ってきました。 ※会社から求められる事は最低限クリアしている必要はありますが・・・

「頑張って勉強したらお金が貰える技術」 > 「頑張って勉強してもお金が貰えない技術」

お金の問題は常につきまといます。

「頑張って勉強したらお金が貰える技術」と「頑張って勉強してもお金が貰えない技術」は現実問題あると思います。

特に未経験だととにかくエンジニアにならないと始まらないので、

「頑張って勉強したらお金が貰える技術」の勉強をとにかくすると思います。

たしかに、お金が目的の人はそれが一番効率的です。

実際に現場で使うので。

最初はそれで良かったですが、2 年目以降になると長距離走だと感じるようになってきました。

受託開発会社という環境もあり、使う技術やできることにも限りが出てきます。

納期がついてまわるので、TDD をやりたくても現実問題難しかったり、安定している技術を使いがちだったり。。。

そういう意味では、最先端を追っていなくても一度作ったコードの使い回しで結構応用が効いたりするので、ある程度はなんとかなったりします。

仕事で使わない新しい技術や知らない技術はプライベートでキャッチアップしていくしかありません。

そうなってくると、どれだけ楽しみながら走れるかも大事だなーと。

だから、趣味としてのコンピュータサイエンス(低レイヤ)

結局の所、何を大事にするのかだと気づきました。

1 年ほど受託開発会社でエンジニアとして経験を積んでプライベートでは半年ほど「コンピュータシステムの理論と実装」を勉強してきました。

「コンピュータシステムの理論と実装」は 10 章で挫折してしまいましたが、やっぱり辛いんですけど出来たときの達成感とか考えることの楽しさとかを再認識した機会でした。

エンジニアになる前も、横道のどうでもいい技術が割と好きで普通はポートフォリオとか Twitter とかのクローンアプリを作るのが定番でしょうけど、自分は独自のシェルコマンドを作ってましたからね(笑)

今だって、もちろん仕事で使う言語や DB 設計や SQL 等を勉強したほうがいろんな意味で成果につながりやすいというのは頭ではわかっているんですが、手が動かない。。

個人開発で Web サービスもかっこいいと思う時期も結構頻繁にくるんですが、作りきらない。。

やっぱり、興味のあることでないと手が動かないんだなーと改めて思いました。

これからは、【お金になる技術】に忖度しないで【興味のある技術】と向き合っていこうと思います。

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