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プロダクトとともに成長できた1年


年間振り返りとは別で 2022 年を別の観点で見てみると、「プロダクトとともに成長できた 1 年」だったと思うのでそれを記事にしました。

プロダクトとともに成長できた 1 年

ほんとうにタイミングが全てな気がしていますが、振り返って見ると色々恵まれていると思います。

弊社は自社サービスの会社ですが、資金調達してゴリゴリ自社サービスを開発するというスタイルとは違い、自分たちで開発支援という形で資金を稼ぎながら、隙間で自社サービスを開発するというスタイルです。

私が入社したときは、Liss というサービスを活発に開発していたときでした。でもメインは開発支援だったので、開発支援で開発しながら学んだことは自社開発にも活かすという形でやっていました。そんな中、新しい sppoX というプロダクトを立ち上げていこうという動きが出てきました。

新しいプロダクトを作るフェーズでも私のメインは開発支援だったので、フルコミットするわけではなく、ゆっくりとプロダクトの基盤を創りつつ、並行して Bizdev がプロダクトの方針を固めていくという感じでゆっくり進めてきました。

もちろんプロダクトをゼロから立ち上げるという経験は初めてだったので、やったことないことばかりでしたが、それが新鮮でしたし、周りのメンバーも同じくらいの技術スタックだったので、誰か一人がゴリゴリ進めていくという感じではなく、話しながらやりたいこと、興味のあること、得意なことを分担しながら進めるという感じでした。今振り返るとこれが成長する上でとても良かったんだなーと思います。

自社開発は週 1 ペースだったので、開発する時間は週 1 だったのですが、次の週の水曜日までは仕事終わりの時間や休日の時間もあるという考えで興味のあることは進んでやっていました。考え方によっては自由研究みたいでしたし、それを実装するとみんなが喜んでくれるのでやりがいもあって楽しかったです。

そこから 1 年くらいは基盤固めと仕様が決まったところから実装していくのですが、最初のプロダクト第 1 弾の規模が大きかったため、やっぱり B の仕様が変わるから A の仕様に影響するみたいなことも多くなかなか進みませんでした。

開発的には、このまま進んでいくと仕様もコロコロ変わるので実装もなかなかできないし、規模が大きいため全然リリースできないというジレンマがありました。

そんなとき、テックリードが小さくリリースするのはどうですかと提案してくれました。

この提案があったおかげで第 1 弾でリリースするものは 5 つくらいに分割されました。最初はどう小さくしていくかが課題で、価値提供や開発の依存関係があり大変でしたが、とにかく小さくリリースするのが目標だったので、開発の依存関係を優先することにより、無理な開発が生まれずに、MTG も v1.1 とそれ以外と情報がキャッチアップしやすくなったり、開発もスコープが決まったことで仕様が変わるというのもなくなり目の前の開発に一丸となって進むことができました。

プロダクトの話になってしまいましたが、話を戻すと自社開発は週 1 ということもあって、開発支援の時間も含めて、自社開発以外の時間は全てが自社開発に帰結するような学びの時間だったんだなと思います。

そういうことも含めて、この 1 年はプロダクトと win-win の関係で成長できた 1 年だと思いました。